プールや海での水遊び、キャンプに花火と子ども達の楽しいがいっぱいの夏。
カブトムシ・クワガタ捕りも夏の風物詩の1つですね。
カブトムシやクワガタは虫の中でも大きいのでゲットできた喜びも大きく、見つけられれば比較的簡単に捕まえられます。
今回は東北地方でカブト・クワガタを捕ったことのあるスポットを調査。
東北地方在住の方、夏休みに実家帰省中に昆虫採集を考えている方必見です。
採集した場所に行けなくても、どんな場所に集まってくるか、住み着きやすいのかなど参考になる情報もあります!
岩手県でカブトムシ・クワガタを採集したスポットはココ!
一家の夏の風物詩。
眠い目をこすりながら、パパと一緒にお世話をする姿は、苦労して捕まえたかいがありますね。
岩手県胆沢郡金ケ崎町千貫石
*どれぐらい採集できましたか?
カブトムシ1匹(メス)、クワガタ3匹(オスとメス)
いとこに大きなカブトムシをもらったことから、長男が興味をもちました。
いとこが採ったところは遠いので、長男とパパが近場をあちこち探して、うちから車で20分くらいのこの場所を見つけました。
カブトムシ達は夜行性だからと、早朝からカゴを2~3個持って出掛け、パパが木を蹴って落ちてきた虫を捕まえます。
採ってきた虫たちを毎朝観察し、昆虫ゼリーやきゅうりを食べさせたり、霧吹きで土を湿らせたり、パパも長男も世話が夏場の日課になります。
朝が苦手な長男が、毎朝カブトムシやクワガタを毎日世話しているのは微笑ましいものでした。
長男が楽しそうなので、いつしか長女も一緒に行くようになり、帰りに買ってもらうアイスやジュースを楽しみにしています。
オスとメスが一緒に捕れるので、たまごを産んでひと冬越して孵化させたこともあります。
たくさん採れた時はお友だちにあげたり、長男の友だちが自分も連れてって欲しいと言うので、連れて行ったこともありました。
毎年夏場必ず行っていましたが、来年は長男が中学生なので、今年が最後かなと思います。
(長男小6、小1男の子、小3女の子のママ)
宮城県でカブトムシ・クワガタを採集したスポットはココ!
夜行性だからと夜に雑木林に行ったのに見つけられず…。
帰りのコンビニの光に寄ってきたカブトムシをゲット。
結果オーライですね。
宮城県多賀城市高崎廃寺
*どれぐらい採集できましたか?
カブトムシのオス1匹、コクワガタのオス1匹とメス2匹
雑木林で日陰なっているので日中でも比較的涼しく、暑いと言いつつもクヌギの木の下の方をアミの柄の部分で掘ってみたり、腐った木をひっくり返して探していました。
太い木は無理ですが、細い木を揺らしていたらクワガタが落ちてきました。
最初は驚いて逃げていましたがクワガタだと分かると、地面に落ちた葉っぱや枝なども探すようになりました。
夜に行った時は、周りが暗いので怖がっていました。
騒ぎすぎては逃げられるかなーと、事前に確認しておいた樹液が出ている木にすばやく移動して、カブトムシがいないかチェックしました。
カブトムシはおらず、大量の蛾とカナブンのような昆虫がいてビックリして後ろに隠れてしまい、帰ろうと言い出したので長時間の滞在はできませんでした。
帰りに近くのコンビニエンスストアの虫を取る青いライト下に落ちていたコクワガタをみつけたので、虫かごに入れて帰りました。
(4人家族のママ)
青森県でカブトムシ・クワガタを採集したスポットはココ!
しっかりとお世話すると越冬したり、卵→幼虫→成虫と命の成長も勉強できるのも昆虫採集の醍醐味。
学校の教科書や図鑑だけでなく、本物を見れる貴重な体験もできますね。
青森県弘前市の松木平のリンゴ園
*どれぐらい採集できましたか?
カブトムシ5匹
初めて生のカブトムシを見たので最初は怖がってました。
私も虫は苦手でなかなか昆虫採集をする機会が無かったので、長男にとっては虫の感触が気持ち悪かったようでした。
手にとってカブトムシを眺めたり、オス同士を一緒に入れておくと相撲を始めることなど、学校の理科の教科書に書いてあることが、実際に見れたことが楽しかったみたいです。
夜に木に餌を塗っておくとわらわらと寄ってくるのは、怖い怖いと大騒ぎしてました。
あまり見かけることがなくなったカブトムシ。
帰省した時の思いつきで、畑に連れ出したら意外な反応。
見ていた大人たちも少年少女時代に戻ったような気分。
その時のカブトムシたちの子孫が今、畑の傍らの木で幼虫となって眠っています。
春になったら幼虫から育てさせてみようかと思っています。
大きさの芋虫にこわがるか、気持ち悪がるか、意外とかわいいと思うか今から楽しみです。
(中3、小4、小1、0歳のママ)
福島県でカブトムシ・クワガタを採集したスポットはココ!
福島県大沼郡金山町県立川口高校
*どれぐらい採集できましたか?
カブトムシ1匹クワガタ4匹
長女は虫を怖がっていましたが、次女は興味津々の様子でした。
少しすると慣れて、虫かごに入れ、カブトムシ用の餌を与えていると食べてるねーと楽しそうに観察していました。
私の実家周辺は本当に田舎で、夜間自宅の電気をつけて網戸にしておくとカブトムシやクワガタが網戸に止まることもあります。
羽音でカブトムシやクワガタがきたと気がつきます。
アスファルトの上をカブトムシやクワガタが歩いているので、車に踏まれて死んでしまっていることもあり、なるべく徒歩で探したほうがいいのだと感じています。
我が家は自営業で桐材店なので、桐を加工するのに木屑がでます。
そのなかにカブトムシやクワガタの幼虫がいることもあります。
幼少期はとても興味があり触って観察もできましたが、今となっては見ることも勇気がいります。
我が家は娘なのであまり興味がないようですが、甥っ子はとても大喜びで幼虫から育てているようです。
子供からするととても貴重な経験だと思います。
(4歳、2歳女の子2人のママ)
最後に
東北地方では比較的すぐ山間部に行けるので、カブトムシ・クワガタはあまり珍しいものではないようです。
山奥まで行かなくても、自宅や学校の照明に寄ってくるので、比較的簡単に採集できます。
私も東北出身ですが、夏の夜には自宅の明かりに誘われたカブトムシが網戸に激突してました。
カブトムシ・クワガタ採集は夏場しかできないので、家族の「夏の思い出」を作るのにもピッタリ。
とは言っても中学校に上がると親と一緒に遊ぶ機会は減ってしまいます。
幼児期~小学生のうちにたくさん家族の思い出を作りたいものですね。