屋台の食べ物は汚いのか、気をつけるべきポイントとは?

夏祭り・盆踊り・夏のイベント
この記事は約5分で読めます。
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。
スポンサーリンク

お祭りには多くの屋台が並んでいます。中でもいい匂いを漂わせる、食べ物の屋台はとても魅力的です。

 

しかし私は以前、子どもにわたあめを買おうと、屋台に並んでいるときに見てしまいました。お店の方が袋を開けるために、息を吹き込んで開けていたのを。そこの屋台でわたあめを買うのはやめました。

 

その光景を見て初めて、屋台の食べ物は汚いのではと疑いを持ち、しばらく食べられなくなりました。

 

この記事では、屋台の食べ物を食べる上で気をつけるべきポイントを書きました。参考にしていただけると嬉しいです。

スポンサーリンク

食中毒

食中毒は生命の危険にさらされることもあるため、絶対に避けたいもの。屋台の食べ物が原因の食中毒は、実際に起こっています。

 

2014年8月、静岡県の花火大会の屋台で売られていた、浅漬けの冷やしきゅうりで集団食中毒が発生しました。腸管出血性大腸菌O157に感染し、8名もの死者を出しました。

 

2016年7月、長野県のお祭りの露店で売っていた牛串を食べた人たちが、食中毒を発症しサルモネラ菌が検出されました。同じく2016年7月、長野県の祭りで売られていたイカ焼きを食べ、サルモネラ菌による食中毒が発生しました。

 

特に夏場は食べ物が腐りやすく、食中毒のリスクが上がります。

汚れ

汚れは生命の危険や、体調を崩すことは滅多にありませんが、嫌な気持ちになります。中にはそんなことは気にせず、食べられる方もいるでしょう。

 

夏によくあるのは小さな虫、これは見て分かるので避けやすいでしょう。また特に調理で火を使う食べ物は、作る方の汗が入ることもあります。

 

他には唾液が飛んだり、お金を触った手で食材を触ったりなどもあります。

不衛生な屋台か、見るべきポイント

祭りの屋台を出すには、自治体に届けを出さなければならないのをご存知ですか。揃えなければならないものや、売っていいものなど、各自治体によって決まっています。

 

届けを出し発行された営業許可証は、屋台の目立つところに掲示しなければいけません。営業許可証はチェックしましょう。

 

その上でまず絶対に避けたいのは食中毒です。子どもやお年を召した方は、重症化しやすいので、特に注意が必要です。小学校の高学年になるまでは、食べさせないなど、決めてもいいと思います。

 

厚生労働省のホームページによると、食中毒予防の三原則は「つけない、ふやさない、やっつける」だそうです。

 

「つけない」ためには、手や器具が清潔に保たれることが大切です。祭りの屋台でも、洗浄設備や消毒設備の設置基準が、各自治体によって決められています。

 

屋台では手をまめに洗うことは難しいです。そこで食品用使い捨て手袋をしているか、同じ手袋をつけっぱなしではないか、手指のアルコール消毒をしているかを見ます。

 

「ふやさない」のポイントは、食材の適切な保存です。しかし私たちは、食材をどう管理しているかや、どのように仕込みをしているかを見ることはできません。

 

いつまでも食材がほったらかしにされている屋台は危険です。クーラーボックスなどを使い、その場で適切に食材が管理されているか、ゴミの管理はどうかなどを見て推察しましょう。

 

「やっつける」のポイントは、加熱調理です。大きな塊より小さなもののほうが、熱は伝わりやすいです。塊で加熱するものは、避けた方が無難です。

 

ただしきちんと加熱したとしても、保存状態が悪くそもそも腐っている食材は、いくら加熱しても食中毒は避けられません。

 

汚れについては汗が落ちていないか、虫が入っていないかは見ていれば分かります。さらに、お金をやり取りする方と調理する方が違うか、同じ方だった場合はお金のやり取り後、消毒をしているかを確認しましょう。

屋台で食べない、お祭りの楽しみ方

子どもが小さく、屋台の食べ物を食べさせるのに抵抗がある場合は、遊びメインで楽しみましょう。お祭りには食べ物以外の屋台があります。スーパーボールすくいや人形すくい、お面、ヨーヨーつりなど。

 

空腹で行くと食べたくなりますので、家で食べてから出かけます。メニューはお祭りでよく見かける、焼きそばや焼きとうもろこし、お好み焼きなどにしましょう。ホットプレートがあるなら、目の前で一緒に調理すると、特別感があって子どもは喜びます。

 

または、コンビニが店先で唐揚げやフランクフルトなどを売っていれば、そこで買うこともできます。コンビニの方が食材の保冷管理はしやすいため、屋台よりは食中毒のリスクは低いでしょう。

 

かき氷も抵抗があるという方は、コンビニでしろくまなどの少し豪華な氷菓を買います。

 

こちらの動画の方はりんご飴を作っています。子どもと作れば楽しそうですね。

 

まとめ

  • お祭りの食べ物で最も注意すべきは食中毒
  • お祭りの食べ物は、汗や虫などで汚染されることがある
  • 不衛生な屋台を避けるためには、見るべきポイントがある
  • 屋台の食べ物を食べなくても、お祭りは楽しめ

 

細かいことを気にしていては、お祭りを楽しめないという方もいると思います。そういう方も食中毒には注意してください。夏祭りの時期は外気が高く、菌の繁殖しやすいです。屋外では尚更。

 

特に子どもは生死に直結することもあります。注意し過ぎるということはありません。この記事がお役に立てば嬉しいです。

 

以上、屋台の食べ物は汚いのか、気をつけるべきポイントとは?でした!

タイトルとURLをコピーしました