クワガタってどんなところに行けば会えるの?と採集場所にお悩みの方にご紹介!クワガタが好む木を知っていれば探索場所に困ることもありませんよね。木の特徴を知れば、何気なく歩いている通学や家の周りでもクワガタに会えるスポットを見つけることができるかもしれません。
今回はクワガタが好んで集まる木々の種類と、クワガタについてネットで囁かれている噂が正しいのか間違っているのかどうかを解説していきます。
クワガタが採れる木って「桜の木」って本当?
春といえば桜の花見ですよね。そんな桜の木にはクワガタが集まりやすいって聞いたことありますか?桜の木とクワガタってなかなか想像しにくいですよね。実はこの噂は半分正解で、半分間違っています。
桜の木にもクワガタがいることはありますが、集まりやすい木とは言えません。理由としては桜の木の樹液は固い。そのためクワガタにとっては食べずらい樹液なので好んで集まってくるということはありません。
ちなみに桜の木は春に花を咲かせ、花が散って夏になると緑色の葉を生やすんですよ。そして秋になると紅葉して冬になると葉が落ちてゆきます。割と桜が紅葉することって知られていませんよね。
クワガタが採れる木って「栗の木」って本当?
こちらの噂は正解です。おいしい栗の実が成っている栗の木をクワガタが好むのは何だか当たり前な気がしますよね。栗の木は葉がすこしとがっているのが特徴の広葉樹という種類の木です。基本的にクワガタは広葉樹の木から出る樹液に集まってくるんですよ。
とても柔らかくて、お家などの床材としても使われることがあるんですよ。栗の木の表面を傷つけた時に出てくる樹液がクワガタは大好物です。と言っても、お家の周りで栗の木が生えているなんて言うことはなかなかありませんよね。
クワガタが好む木や場所の特長は?
夏休みの旅行ついでにクワガタ採集ができたら嬉しいですよね。クワガタの好む木を知っておけば、あらかじめ探索場所を絞ることができるので宿泊場所を探すうえでも助かりますよね♪
クワガタは木の表面に樹液がたくさん付いている木を好んで集まってきます。代表的な木はクヌギ、ナラ、柳の木などです。この三種類は特にたくさん木の表面に樹液が付いているからです。ネットで分布場所を簡単に調べることができますよ。
といっても、たくさん木が生い茂っている場所ではなかなか見分けがつかず、見つけるのは難しいですよね。そんな時は、木の表面を見て樹液が染み出ている物にトラップを仕掛けてもOKですよ。
クワガタがよく採れる天気は?雨上がりの翌日がベストという噂は本当?
雨の日の木々ってキラキラして見えて綺麗ですよね。そんな雨の降った次の日はクワガタたちにとっては絶好の活動日和だって知っていましたか?
クワガタなどの昆虫は湿気の多い場所が大好きです。特に雨が降った次の日の午前5:00~7:00頃は一番活発に動いているのでねらい目ですよ!
これだけねらい目なんだからトラップをたくさん仕掛けたくなっちゃいますが、残念ながら雨の日のトラップはおすすめできません。なぜならトラップの餌の匂いが雨で消えてしまうのでクワガタたちは集まりにくくなってしまうからです。
まとめ
せっかくの夏休みなので雨が降ると子供たちのテンションも下がってしまいますよね。そんな時に、この記事を読んで雨上がりの明日を子供たちが楽しみにしてくれたら幸いです。
雨が上がったら長靴をはいて、虫取りを持って探索に出かけてみてください。いつものスポットでもたくさんのクワガタに会えるかもしれませんよ♪