夏の楽しみと言えば、「虫取り!」と答えるお子さんも多いのでは?
特に夏の風物詩とも言えるカブトムシやクワガタは、大きいので取れるとテンションが上がります。
上手く飼育できれば、越冬したり卵を産んでふ化させたりできるので、子供に命の大切さなどを学ばせる機会にもなります。
今回は大自然あふれる北海道で、カブトムシ・クワガタを採集した場所やシチュエーションを聞いてみました。
今年北海道内で、子供と昆虫採集したい人は参考にしてみてください。
北海道苫小牧市の道の駅でクワガタ3匹を捕りました!
昆虫は光に集まる特性があるので、夜でも街灯や自販機の光がある道の駅で採集できたようです。
今はもう小学6年生になってしまった次男ですが、今年もやっぱり行きたがり取りに行ってきました。
小さいころから男の子はクワガタが好きですよね。
北海道にはカブトムシはいなくてクワガタしかいません。
山の中にも夜行ってみたり朝方いってみたりするのですが、結局いるのはいつもこの道の駅。
自動販売機の光のところや、トイレの光のところ、看板の光のところにいることが多いようで、パパも一緒に2人で楽しそうに取りに行きます。
大好きで毎年取りに行くのに、いまだに素手だと触れない次男。
もちろん取るのはパパの役目。
クワガタがいた時の子供の顔ったら、もう目がキラキラしてます!ちなみにパパも。
何がそんなに魅力的なのか私にはまったくわかりません。
持って帰ってきては、3つ程ある虫かごに、土を入れて木を入れてゼリーを入れてとお家造り。
学校行く前には霧吹きで水をあげたり、それなりに面倒は見ている様子。
もう6年生だし、今年が最後のクワガタとりだったのかぁと思います。
(高2、小6、1歳男の子3人のママ)
北海道余市郡赤井川村の赤井川小学校のグランド照明でクワガタを10匹位、カブトムシ3匹(コカブトムシ含む)を捕りました!
学校の照明や街灯は夜通しついていますし、見通しも良いので昆虫採集にはもってこいです。
日没~深夜、車内で休憩を取りながら照明の下に落ちたカブトムシ、クワガタを採取しました。
そこの照明は赤井川村では一際明るく、遠くからでも目立つ照明なので虫が集まりやすい環境です。
暗くなって照明がつき始めてから、周辺を歩き回り地面で歩いているカブトムシ、クワガタを採取していきました。
蛾や羽アリなどが飛び回り、フードや帽子をかぶっていなければ髪や顔にまとわりつく程でしたが、はらいながら夢中になって地面をくまなく探しました。
長男は離れた場所で見つけ次第私を呼び止め指差しで場所を伝え、採取は私や長女が行いました。
あいにく気温が低く曇りだった為、採取量はそれほど多くはありませんでしたが、まあまあ満足できる収穫でした。
長男は少し苦手なので触れずに眺めるだけでしたが、長女が虫好きで掴んだりつんつん背中をつついて面白がっていました。
飼育ケースで最後まで飼育し、カブトムシは卵を産み、次の夏に見事に羽化させることができました。
(中1男の子、小5女の子のママ)
北海道札幌市の藻南公園でクワガタ2匹カブトムシ1匹を捕りました!
虫を題材にしたゲームやアニメに夢中になっているお子さんは、昆虫採集はさぞ楽しいことでしょう。
見つけた時の笑顔や喜びは、親も嬉しくなりますね。
カブトムシとクワガタが何か分かっているのか分かりませんが、楽しく取っていたようでした。
カブトムシとクワガタの違いが始めの方は分からなくてカブトムシをクワガタ、クワガタをカブトムシと呼んでいて面白かったです。
子供は虫を観ている事が好きなので、黙って観ていて可愛いかっかったです。
カブトムシとクワガタの違いを私も学ぶ事が出来ていい思い出になりました。
幼少期はスポーツばっかりしていて遊ぶ事が出来なかったので、子供と遊んでると私も遊んどけば良かったと感じます。
子供が楽しく笑った顔を観ていると元気が出ますし、子供を産んで良かったと感じるので出てきてくれたクワガタ、カブトムシには感謝しています。
子供はムシキングというテレビゲームばっかりしていたので、カブトムシとクワガタの実物を観ると喜んでいましたし、ゲームばっかりしていて注意しても私の言う事は一切聞かなかったのですが、ムシキングとカブトムシに出会ってから私の言う事を聞いてくれるようになったので良かったです。
(3歳男の子のママ)
北海道の幕別町の山でクワガタを2匹を捕りました!
テレビなどでよく見るカブト・クワガタはオスです。
メスのカブトはツノが無く、クワガタは短いので、卵を産ませたい場合は、メスも一緒にゲットしましょう。
山にクワガタがいるから取りに行くとゆう話になりました。
自分はあまり虫が得意ではないので、気持ちものらないまま行きました。
テレビでは木にいるところをよく見ていたので、木を見ながらゆっくりと歩いていきました。
そうしたら一緒に行っていた子供が見つけたと大きな声で叫んでるのを見てかけつけたら、下の葉っぱの近くに落ちていたのでした。
さっきまで木をみて歩いていたので下にいると思ってなかったから踏んでしまってたのかな?と不安になりました。
見つけたクワガタはメスだったのでツノもなくて、ちょっとゴキブリのような感じに見えました。
自分が想像してるクワガタではなかったのです。
そして虫かごにいれて持ち帰って、しばらくそのまま飼育してから外に逃がしました。
餌に野菜をあげるとお腹を壊すと聞いたので、100円均一で売っていたゼリーをあげました。
でもなかなか食べてくれなくて、このままだと弱って死んでしまうと不安になりました。
クワガタも環境の変化に弱いのかなと思いました。
(旦那と2人暮らし)
最後に
山に入って探すのも風情がありますが、自然に近く人工の強い光があるところが、手軽に見つけられるところという結果になりました。
北海道には元々カブトムシはいなかったのですが、ペットショップなどで買われたものが、逃げたり放され野生化し、今も住み着いている様です。
カブトムシに限らず、他の地域から連れてきた虫を、安易に自然に放すのはやめましょう。
捕まえたものは最後まで面倒見るのが、昆虫採集するうえでの責任かもしれませんね。