夏休みの宿題に短歌が出た!短歌ってなに?そう思った小学生も多いのではないでしょうか。短歌とはどんなものなのかを例文を交えながらご紹介♪自分らしい短歌づくりをしてみましょう♪
短歌って難しい!そもそもどんなものなの?
短歌ってどんなものなんだろう?俳句とどう違うの?
短歌ときくと難しそう、よくわからないけどルールがありそうなどネガティブなイメージが湧いてしまうことがありませんか?
まず、短歌とは五七五七七の三十一音で表されます。俳句は五七五の十七音で表現されるので少し長いものが短歌ですね。
また、俳句には季語といって季節の言葉を入れるルールがあります。例えば「蝉」「風鈴」「新緑」など季節を想像させる言葉です。
しかし短歌はこの季語を入れるルールがありません。日々の暮らしの中で感じたことを三十一音に合わせて自由に書くものが短歌です(^_^)
短歌の歴史とは?
短歌をまとめた万葉集など皆さん1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
万葉集の他にも古今和歌集などが有名です。短歌は昔の日本の貴族たちが嗜んでおり、おれらをまとめたものが万葉集などになります。貴族が趣味でやっていたと聞くとハードルが高そうに聞こえますが実際はそんなことはなく、今では老若男女問わず楽しめるものになっていますよ♪
小学生らしい短歌づくりのコツってあるの?
スムーズに短歌を作るためにはどうしたらいいの?
まずはテーマを決めてみましょう!夏休み期間中は様々な場所へ出かけたりいつもより自宅で過ごす時間が長かったりしますよね。
例えば「家の窓から外を見た時のことを書いてみよう」とテーマを決めます。普段ゆっくりと窓の外を見る機会が少ない時には、夏休みでゆっくりできるからこそ感じられることがあるかもしれないですよ♪
このテーマを「田舎の祖父母の家に行った時のこと」や「夏祭りに友達といった時のこと」など絞っていくと普段の生活の中から色々な短歌が思いつくでしょう(*^。^*)
小学生らしい短歌作成例!夏の思い出や夏らしいテーマで書いてみよう!
夏のイベントといえば!「海」をテーマにした短歌
ぷかぷかと うきわあそびだ たのしいな おさかなみたいに およげるかな
夏といえば海を想像する方も多いのではないでしょうか。
家族で海に出かけて浮き輪につかまりながら海を泳ぐ気分を表現しています。「おさかなみたいに」と小学生ならではのイメージを入れると◎
田舎の祖父母の家に行った時をテーマにした短歌
きらきらと はっぱのうえに みずしぶき はたけのやさい おおはしゃぎだ
普段都会に住んでいる小学生にとって、畑を見る機会は少ないのではないでしょうか。
そんな時田舎の祖父母の家の畑の水やりを見て感じたことを表現しています。真夏の太陽に水がキラキラと輝く情景が想像できますね♪
夏のテーマだけじゃない!ユニークな短歌を作ってみよう!
早起きは誰だって辛い…夏休みの朝をテーマにした短歌
みーんみん セミがないてる おきなさい せみよりおおきい おかあさんのこえ
夏休みの朝はいつもより少し遅く起きたいときもありますよね(>_<)セミの鳴き声が外から聞こえるけど、その鳴き声よりもお母さんの「早く起きなさい!」の声の方が大きい…なんてこともあるのではないでしょうか笑
規則正しい生活を心掛けたいですね(>_<)
夏休みあるあるをテーマにした短歌
なつやすみ しゅくだいおおい へいきだよ きがついたとき おわってない
筆者も経験があります…まだ1か月以上もあるなぁと思っているとあっという間に夏休みが終わってしまい、宿題に追われてしまうなんてことが(>_<)
小学生ならではのちょっぴりユニークなテーマですね。
勉強中に起こってしまうことをテーマにした短歌
べんきょうだ あたまのなかは ゆうはんだ おなかのなかは からっぽだ
夕飯前に勉強をしていると、いい香りが漂ってきて思わず今日の夕飯はなんだろう?と考えてしまいますよね(^_^)そうなってしまうとなかなか勉強に集中できないなんてことも…
感じたことを素直に書いてみよう!
小学生でも思ったことを三十一音に合わせて書くだけなので簡単♪
短歌と聞くと難しいイメージを持っていた方も、実際に短歌を詠んでみると気軽にできそうなイメージに変わったのではないでしょうか?
テーマさえ決めてしまえば小学生でも簡単に取り組むことができるので、なにげない日々の生活で感じたことを五七五七七の三十一音に合わせて表現してみてくださいね♪