ポスターで一番多いのが、いじめ防止のポスターですよね。小学低学年のような「みんな仲良く」なんて言葉はかけないのが、高校生ですよね。
レベルアップした内容でなければいけないので、難しく考えてしまいがちですが、誰の視点から誰に向けて言葉やメッセージを投げかけるのかを考えると、スムーズに決められます。
いじめ防止ポスターの入選作品から学ぶ!優れたポスターの共通点とは?
いじめ防止ポスターなどは、大抵の場合は、県や市が運営しているコンクールに応募するためのものが多く、美術の先生たちが選ぶこともあれば、市長や知事などが選ぶこともあります
。なので、優れたポスターはこれ!という風に特徴づけるのは難しいですが、見る人がはっとするような力強いメッセージ性がある作品や、分かりやすい構図と言葉の組み合わせなどの作品が選ばれることが多いですね。
デザインに正解はありません、人の眼が多く注がれるような作品であれば入選しやすくなりますが、ゴッホのように時代が流れてから、高く評価されることもあります。
なので、デザインで悩む場合は、一番良いのは自分が出来栄えに満足しているかどうかです。自分が自身を持てる作品でなければ、誰の心も奪えませんよ?
ポスターのデザインが難しいと思った場合は、電車やバス、街中に溢れている広告をたくさん見てみるといいでしょう。これらはポスターと同じなので、とても参考になると思いますよ。
高校生向け!いじめ防止ポスターの書き方のコツ その1:何を書く?テーマの決め方は?
いじめ防止というテーマが決まっているので、いじめに関するテーマにするのはもちろんですが、いじめというのは明るいテーマではないですよね。なので、暗い絵に暗い文字が並ぶようなポスターになりがちです。
もちろん、暗い絵であっても、見る人がはっとするようなデザインや文字であれば、とても良いポスターになります。ですが、あんまり暗すぎると評価も悪くなりがちなので、なるだけ明るい、前向きなデザインや文字を選ぶようにしましょう。
デザインや文字が決まらない場合は、とにかく思いつくものを箇条書きにしてみることです。そこから、どんなメッセージにするかまとめていくと、スムーズにまとめられますよ。
高校生向け!いじめ防止ポスターの書き方のコツ その2:構図や標語の決め方は?
絵をうまく見せるためには、構図が一番大切です。細かい描写がうまいか下手は本当に絵を描き慣れている人じゃないと難しいでしょう。でも、構図はセンスがよければいいので、技術が追い付いていなくてもできます!
ポスターは普通の絵と違って、不特定多数の人の眼が向くようなデザインでなければなりません。なので、綺麗に細かく描くよりもシンプルで分かりやすい絵の方が向いています。
また、ポスターの場合は、絵だけでなく、絵をバックに文字がのります。なので、文字が遠くからでもはっきりと見えるデザインであることも重要です。
普通の絵ならば、バックが一色で塗られているのはあまりよくありませんが、ポスターでは、文字が見えやすくなる工夫となるので、OKなんです。
ポスターの場合は、まずは絵に目が行く人も多いでしょう。なので、絵を見た後に文字に視線が流れやすい配置も重要です。
高校生向け!いじめ防止ポスターの書き方のコツ その3:絵のうまい描き方は?コツは?
絵をうまく描きたいと思うことは誰にだってあります。絵をうまく描く際に重要なのは、まず正確さです。人を描く際に、足の長さが手の長さよりも短いとおかしいですよね。頭が体よりも大きいと変ですよね。
そういった等倍をきちんと正確に描くことが大切です。なので、絵を描く際には、まずは大まかな物の位置や全体の大きさなどを決めてから、細かい部分を描くようにしましょう。
さらに、よりよく見せるためには、影に注目することです。ペタッと一色で塗ってしまうと、子供っぽい絵になってしまいますが、赤い色のリンゴでも、よく見ると、濃い茶色のような色の部分もあれば、つやっと光って、白く見える部分もあります。そういった細かい部分を表現していくと、絵はぐっとうまくなりますよ!
さらに、光と影を表現できるようになると、絵が立体的に見えるようになって、とってもリアルな絵が描けるようになります!
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最後に
ポスターのデザインは、一にも二にも文字や絵が目立つかどうかです。なので、対象物は細かくたくさん描かずにシンプルに1つや2つに絞ることも大切です。
言葉に関しても、長い文章にせずに、短く簡潔に分かりやすい言葉の並びにすることも重要です。言葉に不安がある場合は口に出してみると、いいでしょう。頑張ってすてきなポスターを仕上げてくださいね。