くるん!と丸まることで、子供向け番組でもよく出てくるダンゴムシ。虫は触れないけどダンゴムシなら大丈夫というお子さんも多いようです。
そんなダンゴムシは面白い習性があって自由研究のテーマにしても楽しい観察日記ができます。
今回はそんなダンゴムシの観察日記のまとめ方やテーマについて紹介していきます。
自由研究テーマのダンゴムシの観察日記、まとめ方のコツは?
まとめる内容は6つです。
(1)目的、調べようと思ったきっかけ
例:ダンゴムシの動き方に興味を持った。
(2)調べる内容、その調べ方、用意したもの
例:迷路を歩かせて壁にぶつかったときの動き方を調べる
(3)調べる内容の結果予想
例:触角があるので動ける方に曲がると思う。
(4)観察した結果
例:壁にぶつかり右に曲がると次は左に曲がるを繰り返す。
(5)結果を受けて図鑑などで調べたこと
例:壁に行き当たると、右か左に向きを変え、次にまた壁に出会うと、さっきとは反対側に向きを変える習性があった。
(6)感想
例:同じ方向ばかり曲がろうとすると、遠くに行けないから
右に曲がったり左に曲がったりするのかなと思った。
写真を撮るのがiPhoneであればカメラを起動すると、HDR (ハイダイナミックレンジ機能)と書かれているところがあるので、それをタップし、オンにして撮影します。この機能を使えば、暗くてクワガタがよく写らない、または明るすぎて見づらいといったような写真にならなくなります。
自由研究に役立つ動画があるので参考にしてみてくださいね。
自由研究のまとめ方はNG!?小学生編 模造紙の失敗しがちな書き方とコツ【しろくまニュース】
ダンゴムシの観察日記、盛り込んだほうがよい内容は?観察のポイントは?
何時頃に観察する?
ダンゴムシは夜のほうが活発に動きます。動いているダンゴムシを確実に見たい場合は夜に観察しましょう。飼育ケースなどで観察します。
観察のポイントは?
・ダンゴムシはどんな場所にいるか
ダンゴムシがいそうな場所を何か所か探して、どのくらいみつけられるか調べてみましょう。
・ダンゴムシは昼と夜どっちが好き?
お昼と夜の動きの違いを観察してみましょう。
・障害物を置いたり、簡単な迷路を歩かせてみよう。
ダンゴムシにはおもしろい習性(交替性転向反応)があります。曲がる方向を左右交互に変えます。
ダンゴムシはどこでつかまえる?ダンゴムシはどこにいる?
私たちが良く見る「オカダンゴムシ」は体長1.5センチメートルほどで、山野の朽ち木、枯れ葉、石の下、畑、宅地の庭などにいます。世界中、条件が合うところには存在します。簡単に見つかると思うので、購入は考えなくても大丈夫です。
ダンゴムシとゾウリムシの違いは、触ればすぐわかります。ダンゴムシは丸くなって、ゾウリムシは丸まりません。小さい子でもわかりやすい違いですね。
ダンゴムシの観察に必要な道具は?
カメラなどを準備しておけば、ダンゴムシの観察には特別なものはいらないと思いますが、観察したり飼育するのに便利なものを紹介します。
迷路ハウス
ダンゴムシを歩かせてみると面白い発見ができますよ。
だんごむしわくわくめいろハウス 科学と学習PRESENTS
腐葉土
天然の落ち葉を発酵させた土はダンゴムシのエサいらず!ダンゴムシには適度な湿度が必要なので、霧吹きなどで土を湿らせてあげてくださいね。
その時に絶対ダンゴムシに直接水をかけてはいけません!お腹の部分に水が掛かるとダンゴムシは呼吸ができなくなってしまいます。そのことをお父さん、お母さんが伝えてあげてくださいね!
「腐葉土【緑】 20L」 天然落ち葉を醗酵させたオリジナル腐葉土
図鑑
疑問に思ったことを調べたりするのに必要ですね。
ダンゴムシ 育てて、しらべる日本の生きものずかん / 布村昇
ダンゴムシの観察日記をまとめてみよう!
ダンゴムシの自由研究は、ダンゴムシを探すのも難しくなく、飼育するのも難しくありません。低学年のお子さんでも簡単にできるのがダンゴムシの観察なのです。
初めて自由研究をするお子さんにも向いているので、ぜひ親子で取り組んでみてくださいね!