夏と言えば様々な楽しみ方がありますが、特に男の子が好きな遊びは昆虫採集ですよね!よく大きさや力比べしたりするのを見たものです。
今は店頭でも買える時代になりましたが、やっぱり自分で捕まえたときの嬉しさは大人になっても覚えているものですよね。
コクワガタは他のクワガタとくらべると小ぶりで、めずらしいクワガタではないので注目されることがありませんが、オスの大あごはやっぱり格好良くて魅力的!
今回はそういった方や今年の採集場所を探している方に向けて、コクワガタ採集のための情報やトラップの作り方、そして大切な採集場所をご紹介していきます!
コクワガタ採集に行こう!コクワガタのベストな採集時期や時間帯は?仕掛けはどこに・いつに?
コクワガタとはどんなクワガタ?
コクワガタとは、「小さいクワガタムシ」という意味です。
コクワガタは丈夫で飼いやすく、環境を整えれば家でも冬を越せます。個体数が多いので、とてもなじみ深いクワガタムシ。黒色で、やや光沢があります。
日本全国にある小さな雑木林でも、逆に大きな都市公園でも見つけることができます。日中は樹木の根元の土などに隠れていて、夜になるとクヌギ、コナラなどの樹液に集まってきます。
コクワガタのオスとメスの違いは?
コクワガタのオスとメスは大きな顎の違いで分かりやすいですが、「ヒラタクワガタ」とは比べるとよく似ていて、特にメスは難しい!そこで比較する方法を紹介します。
まずヒラタクワガタとコクワガタの「オス」の違いは顎の内側を見ると分かりやすいです。
・「ヒラタクワガタ」のオスは「顎の内側の歯が真ん中より下で、ギザギザがある」のが特徴
・「コクワガタ」のオスは「顎の内側の歯が真ん中より上で、ギザギザがない」のが特徴
続いてメスの見分け方ですが、
・「ヒラタクワガタ」のメスは「光沢があり、前足が弓なりで太くなっている」のが特徴。
・「コクワガタ」のメスは「光沢がほとんど無く、前足も直線的」。
特にメスは難しいので、詳しい人に聞いてみたほうが間違いないかも知れません。
(動画)昆虫採集ヒラタクワガタとコクワガタの簡単な見分けかた!
クワガタの採集時期は?
時期はだいたい5月から9月だと言われています。最も活動が多くなるのは6月~8月です。
どんなところに生息している?
コクワガタは基本的には雑木林で生活しています。夜になるとクヌギ、コナラなどの樹液に集り、日中は樹木の根際の土中などに潜んでいます。
自分より体の大きな他のクワガタやカブトムシと出会わないように、樹皮の裏などに隠れている事が多いです。
採集する時間帯は?
コクワガタは基本的には夜行性ですが、日中に活動している事も多く採集は充分可能です。
仕掛けはどこに・いつに?
仕掛けを作らなくても大丈夫!街灯や自動販売機の明かりなど、夜間に明るい場所へ行ってクワガタを採集したり、日中は樹木の根本や、樹皮の裏を確認するだけで捕獲することができます。
神奈川のおすすめコクワガタ採集スポット3選 その1:さくら公園
植え込みに囲まれ大きな木が多く夏でも木陰がいっぱい。昆虫採集や草花の観察に最適な公園です。
たくさんの種類の遊具があり、子供たちに大人気。広場のようなスペースもあり、ここでお弁当を食べたりする親子も見られます。
住所:神奈川県座間市東原5-1
営業時間:常時開設
アクセス:相鉄本線 さがみ野駅から徒歩9分
駐車場:なし
神奈川のおすすめコクワガタ採集スポット3選 その2:鯉ケ久保ふれあいの樹林
横浜とは思えないくらい自然いっぱいの環境で、昆虫が好むクヌギや͡コナラなどの広葉樹を中心に多くの種類の木々が植わっています。高低差もあまりなく、小さな子供でも歩ける森です。
「中田第九公園」も隣接しているので、遊具等で遊ぶこともできますよ。
住所:神奈川県横浜市泉区中田南1-2
営業時間:常時開設
アクセス:ブルーライン 踊場駅より徒歩5分
駐車場:なし
神奈川のおすすめコクワガタ採集スポット3選 その3:おだわら諏訪の原公園
季節ごとに収穫体験や昆虫観察会などが開催され、里山の自然の中で遊びながら学ぶことができるのが、小田原市にある「ふるさとふれあい公園」をテーマとした「おだわら諏訪の原公園」です。
全長169メートルという、県立都市公園では最長の長さを誇るローラー滑り台も大人気です!
住所:神奈川県小田原市久野3821-1
営業時間:公園は終日解放
定休日:公園は年中無休
アクセス:伊豆箱根鉄道大雄山線「飯田岡駅」から徒歩約20分
伊豆箱根バス「県立諏訪の原公園」行き終点、徒歩すぐ
小田原厚木道路「小田原東IC」より所要時間約15分
東名高速「大井松田IC」より所要時間約25分
駐車場:256台 3月~11月:8時30分~18時
12月~2月:8時30分~17時30分
大人気!コクワガタを探してみよう!
コクワガタの採集方法、神奈川編いかがでしたか?
今までの内容をまとめます。
①個体数が多く、日本全国で見つけることができる。
②オスは顎の内側の歯が真ん中より上で、ギザギザがない
③メスは光沢がほとんど無く、前足も直線的
④最も活動が多くなるのは6月~8月
⑤日中は樹木の根本や樹皮の裏を、夜は光の集まる場所を確認
⑥神奈川県は「さくら公園」「鯉ケ久保ふれあいの樹林」「おだわら諏訪の原公園」
ネット上で「クワガタが採れる場所」を検索してもWEBやテレビ、メディアや媒体では具体的な場所は教えてくれないのです。それだけクワガタは人気が高いのです。生態系を守るという意味もあるのだと思います。
人気のある場所へ行くのもいいですが、新たな採集の地を探すのも、自分だけのクワガタ秘密基地を探すみたいで楽しいですよ!