クワガタと言っても沢山の種類がありますが、その中でも今回はグランディスオオクワガタを徹底解説!グランディスオオクワガタに興味を持った方やお子様に飼ってみたいと相談された方にオススメの情報をまとめてみました♪
グランディスオオクワガタを飼育したい!そもそもどんなクワガタなの?
◆グランディスオオクワガタとは
「偉大なクワガタ」の名前を持つこのクワガタはラオスやミャンマー、インド等アジアを中心とした外国産のクワガタです。
オスは3.5㎝~9㎝、メスは3.2㎝~5cmとオスのサイズはクワガタの中でも最大級を誇ります。成虫は夜行性で小さな物音にも敏感に反応してしまう特徴があります。
人間も自分の見えないところで音がしたらびっくりしてしまうところが似ていますね(>_<)
世界最大級のオオクワガタ!グランディス♪カッコいい♪
グランディスオオクワガタはどこで採取できるの?日本でも採取可能なの?
◆野外採取をするにはどんな場所を探すの?
グランディスオオクワガタの成虫は木の樹液をエサにしています。
オスとメスでは生息場所に少し違いがあります。
オスは樹液の出ている所によく集まりますが、メスは産卵などの繁殖のため飛び回ることが多いとされています。
幼虫を採取したい場合は、倒木や枯葉の下など湿度の高いところを探してみましょう。
◆実は日本での野外採取は厳しい…
十分に成熟していないと繁殖が出来ないのですが、その他は主に2つの理由があります。
まず、もともと外国産品種であるということ。日本のオオクワガタと似ていますが、国産品種ではないため野外採取は難しくなっています。
次にグランディスオオクワガタの幼虫、成虫共に常に25℃前後が適温とされており、成虫は30℃を超えると動きが鈍くなってしまいます。
近年猛暑の続く日本はクワガタに適した気温ではないためです。人間も猛暑の日はぐったりしてしまうところは同じですね(^_^;)
日本で野外採取できない!でも飼いたい!どこで販売しているの?
主な販売場所
最近の主流はオンラインショッピングです。昆虫を取り扱うペットショップでも購入は可能ですが、種類や固体の状態などを比較したい場合はオンラインショップがオススメです♪
販売価格はどのくらいなの?
グランディスオオクワガタは産地やオス、メスの違い、サイズなど様々な要素によって値段は変わります。産地ごとに主な販売価格を下記にまとめてみました!
<体長5cm前後の成虫の場合>
・ラオス産 オス約4,000円、メス約3,000円
・インド産 オス約3,800円、メス約3,000円
・ミャンマー産 オス約3,500円、メス約3,800円
体長が8cmを超えたオスの個体とメスのペアでの販売も多く、サイズが大きくなるほど産地問わず値段は上がっていきます。このペアでの販売は約20,000円~40,000円と幅があります(^_^;)クワガタのサイズによってこんなにも違うのは驚きです!
グランディスオオクワガタの飼育ポイントは?何か注意点はあるの?
ギネス血統グランディスオオクワガタ
飼育方法は?
まずは飼育するために必要な物をご紹介します。
・飼育ケース(プラスチック製でOK)
・餌(クワガタ用ゼリーなど)
・皿木
・床材(昆虫用の物)
国産オオクワガタを飼うときと同等の飼育用品でOK!
飼育ケースはコバエが入らなくなっているものだと飼いやすいですよ。
寿命は約3年と言われています。長く飼育して成長を楽しめそうですね♪
ここだけは押さえておきたい!注意点!
グランディスオオクワガタを飼育する際の2つのポイント。
まずは温度です。30℃を超す猛暑には注意してください。人間でも体力が奪われてしまうこの気温の高さはクワガタにとっても辛いものです。25℃前後が適温とされています。
夏場はエアコンを使って涼しくしましょう。また冬場の低い気温も気を付けましょう。人間が快適に過ごせる気温はクワガタにとっても心地良い気温です(^_^)v
次に複数の個体を飼う方へのポイントです。
オスとメスのペアを飼うときは特に注意!
個体によって性格は様々ですが、オスがメスを気に入らず噛みついてしまうことがあります。この性格は気温や湿度、季節などによって変わるため様子を見ながら一緒に飼いましょう。一度入れて噛みついてしまいそうな場合は時期をずらす事も検討してみてくださいね♪
グランディスオオクワガタのまとめ
目指せギネス級のグランディスオオクワガタ!
寿命も長く、特別な飼育方法ではないので、温度さえ気を付けていれば比較的飼いやすいクワガタなんですね。しかしこの温度管理をしっかりと行わないと飼育が難しくなってきます。旅行などで家を空ける場合などには特に注意してください(>_<)
うまく飼育してギネス級の大きさを目指してみませんか(^_^)