とうとう夏がやって来ましたね!この時期の保育園のイベントとして、縁日、プール、花火大会、山にハイキング、釣り、など様々なものがあると思います。今回ご紹介するのは夏の夜のイベントとしては外せない、保育園での肝試しをご紹介します。
保育園での肝試しと言っても、考える要素は様々ありますよね。大人同士で行う肝試しであれば、心霊スポットに行くことなどすぐにアイディアが出てくると思います。しかしながら、幼い保育園児達を連れて足元の悪い廃病院に行くわけにはいきません。
また、保育園児達にちょうど良い怖さを考えるのも難しいですよね。幼い子達を怖がらせ過ぎてしまったら、トラウマになる可能性もあります。楽しい夏の肝試し、そのようなことは必ず避けたいですよね。
そこで、今回は保育園で肝試しを行うにあたり、どのようなことを意識すれば良いかをご紹介いたします!保育園での肝試しを企画するあなた、ぜひこの記事を読んで肝試しのアイディアに繋げてください!
保育園での肝試しはアイディア次第!
保育園での肝試しで最も大事なことはどれだけアイディアを出せるかです。お金をかけたり、場所を選定したり、他にも大事なことはもちろんありますが、最も大事なことはアイディアです。暗いシチュエーションで子供達を「ハラハラドキドキ」させられるかが大事です。
しかしながら、やり過ぎはいけません。保育園で行う肝試しには2歳や3歳の子供達もいるでしょう。こういった幼い子たちを怖がらせ過ぎてしまったら、トラウマになってしまう危険性もあります。
大人のレベルで考えるのではなく、子供の目線で考えてあげましょう。映画「リング」のような大人でも怖がる肝試しだけは避けてください。大人が少し笑ってしまうぐらいのレベルがちょうど良いレベルです。
例えば、木を紐でくくりつけて揺らす、白いシーツを被ってコースに立っているだけ、懐中電灯をチカチカさせるだけ、ラジオから怖い音楽が流れているだけ、など少し考えればタネがわかってしまうもので良いでしょう。
子供たちはこれで十分に怖がります。中には、仕掛けを見抜いてしまうようなおませさんもいるでしょう。しかしながら、大事なことは皆んなが楽しめることです。トラウマになるような事態だけは避けましょう。
トラウマにならないようにしながら、子供達が少し怖がってくれるようなアイディアを考える、それが保育園の肝試しで大事なことです。焦って衣装を10万円分も買ったりしないでくださいね!(笑)まずは皆さんで話し合い、アイディアを出してみましょう。
肝試しの場所選びは安全性を最優先
先ほどもご紹介しましたが、肝試しはアイディアが大事です。廃病院や、墓地、お寺や学校など心霊スポットを選ぶ必要はありません。子供達が肝試しを行っても安全を確保できる場所を、どれだけ怖く出来るかが大事です。
上記のことを加味し、一番使いやすい場所は保育園になるでしょう。保育園であれば、どこかに許可を取る必要もないですし、危険がありそうな場所も把握しやすいと思います。また、周りに迷惑をかけることもあまり無いと思います。
しかしながら、同じように子供達も保育園のことは良く把握しています。どんなところを怖く感じるのか、どんなところが狭いのか、なんとなく子供達は分かっています。それを逆手に取り、子供達をハラハラドキドキさせてしまいましょう。
ここでアイディアの出しどころです。ダンボール、すずらんテープ、風呂桶、ボールなど100均で買えるものを総動員し、普段とは全く違う雰囲気を作り出しましょう。「あれ、全然違う…」と子供達に思わせたら勝ちです。その時点で子供達は恐怖を感じます。
保育園以外の場所でも、同じようにアイディア勝負で肝試しをしましょう。大事なことはどれだけ怖い雰囲気、つまり「非日常感」を出せるかどうかです。
肝試しの目標を設定する
さて、せっかく肝試しをやるなら、それを通して子供達に成長してもらいましょう。肝試しで感じる「恐怖」というハードルを乗り越え、目標を達成したという「成長」を実感してもらいましょう。
そのためには、肝試しの目標が必要です。「怖い怖い」と泣きながらも目標を達成したことは、子供達の大きな自信になります。小さなことや下らない事でも、目標を1つ1つ達成することが今後の自信に繋がります。
それでは、どのような目標が良いのかご紹介します。目標設定で大事なことは、簡単で、子供でもわかり易いものを設定することです。例えば、肝試しのゴールに置いてあるノートに自分の名前を書いてくる、ゴールに置いてあるボールを取ってくる、などです。
肝試しという非日常的な場面にもかかわらず、難しい目標を設定したら、諦めてしまう子も出てくると思います。そうしたら、目標を達成した「成長」を実感できなくなってしまいますよね。凝らずに達成可能なものにしてあげましょう。
また、面白い目標として、「お化けと約束」なども挙げられます。普段あまり家のことを手伝わない子には「お母さんを手伝う」、普段少し乱暴な子には「友達に優しくする」など良いと思います。普段は聞いてくれないことを、この特別な時に伝えるのも効果ありです。
子供達の「想像」を掻き立てる
保育園で肝試しを行う時は子供達の想像を掻き立てるような脅かし方を心がけましょう。追っかけたり、思いっきり大きな声を出して驚かす方法もありますが、それでは暗いところをずっと怖がってしまうようなトラウマにもなりかねません。
子供達の想像を掻き立てるためには、肝試しの前フリも大事です。肝試しの前にみんなを集めて怖い話をしてみましょう。例として、保育園が昔は墓地だった話や、トイレで幽霊の目撃証言があった話など、フィクションで良いので怖い話を伝えましょう。
そうすることで、子供達には様々な想像が掻き立てられます。小さなマネキンが立っているだけで、保育園で昔から目撃されている女の子の霊を想像したり、シーツを被って立ってるだけでトイレの幽霊だと思ったり、さまざまな想像が掻き立てられます。
恐怖は空気感で作り出すことが出来ます。心霊スポットと噂されているところは、近づいただけで怖い雰囲気がありますよね。心霊スポットという情報が、あなたの想像を掻き立て、その雰囲気を醸し出すのです。
同じことを保育園で行いましょう。保育園をただの保育園ではなく、幽霊や奇妙なことが起こる心霊スポットに変えてしまいましょう。そのためには、あなたのアイディアが大事になってきます。ぜひ肝試しを企画するみなさんでアイディアを出し合ってください。
救急セットは必需品
さて、ここまで保育園で安全に肝試しを行うための様々な事をご紹介いたしました。しかしながら、相手は幼い子供達です。何が起こるかわからないことは保護者の皆さんや先生方が一番ご存知かと思います。
少しでもケガの危険性を減らすために、動き易い服装で、なるべく肌が露出しないものを選びましょう。例えば、長袖・長スボンを指定するなど良いですね。また、夜は冷えることもあるので羽織りものがあっても良いかもしれないですね。
そこまで対策をしたとしても、不測の事態が起こるかもしれないです。そんなときのために、救急セットを必ず用意しましょう。擦りむいたり、たんこぶができたり、突然熱が出たり、子供達はそんなことが日常茶飯事だと思います。十分な準備をしておきましょう。
また、用意する救急セットは1つではなく複数個にしておきましょう。コースのどこで怪我をしてもすぐに対応が出来るようにしておきましょう。せっかくの肝試し、悪い思い出ではなく、良い思い出が保護者の方も子供達にも残るようにしましょう。
まとめ
さて、まとめになります。以下のポイントをご紹介させて頂きました。
- 保育園での肝試しはアイディア次第!
- 肝試しの場所は安全を最優先
- 肝試しの目標を設定する
- 子供達の想像を掻き立てる
- 救急セットは必需品
保育園での肝試しはアイディア次第です。安全を優先しながら子供達の想像を掻き立て、怖い雰囲気を作り出しましょう!また、肝試しを通して目標を達成し、成長することも子供達に実感して貰いましょう!不測の事態のために救急セットも忘れないでくださいね。
子供達に合わせながら大人も子供も楽しめる保育園での肝試し、この記事がそんな企画の一助になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。